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@ 中国語講座 「好好学習・天天向上」 〜 肯定と否定の関係 〜
A 「中国風聞帖」
〜 上海の過去と未来 〜
B 編集後記
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@ 中国語講座 「好好学習・天天向上」 〜 翻訳のコツ・肯定と否定の関係〜
Q.下線部に注意して訳してみましょう。
近い将来、私は中国に行きたい。
A . 訳はどうなりましたか?チェックしてみましょう。
A ) 在最近的将来、我想去中国 → ×
B) 在不遠的将来、我想去中国 → ○
日本語では、近い将来、と肯定形を使って表現しますが、中国語では遠くない
将来と否定形を使って表現します。このように、日本語では肯定的な表現が、
中国語では否定形を使って表現されることはしばしばあります。前後の意味を
確認しながら訳しましょう。
A 「中国風聞帖」 〜 上海の過去と未来 〜
「上海」― ヨーロッパの風情を感じさせる建築群、伝統的な名園「豫園」、
また世界5本の指に入る高さの金茂大厦。。「西」と「東」そして「新」と「旧」が
混じりあったこの街に世界中の人々が注目しています。今回は、上海の
歴史、かつての繁栄,そして今日のパワーを皆様にご紹介いたします。
「上海の由来」
上海の歴史は北京、南京などの都市と比べれば、そんなに長くありません。
約六千年前に、上海の西部は大陸を形成していました。西暦1292年、元朝
政府は「上海県」の設置を許可し、「上海城」が形成されました。16世紀の半ば
上海は中国の繊維産業の中心になり、対外的税関も設立されました。
「豆知識」
中国の戦国時代、今の上海あたりは「春申君」の領地だったため、今もこの一帯
は「申」とよばれています。また滬とも呼ばれることもあります。
十九世紀の上海 〜 「東洋のパリ」
アヘン戦争を終結させた1842年の南京条約により、上海は条約港として開港し、
1848年以降英国・フランスなどの租界が次々と形成されました。1920年代から
1930代にかけて、上海は東アジア最大の都市、また金融の中心として発展を
続けました。世界的にはロンドン、ニューヨーク、東京、ベルリンに次いで、世界
第5の大都市として人々の注目を集め、「東洋のパリ」としての地位を誇っていま
した。
現在は世界の注目の焦点
今日の上海は経済発展の最も速い都市として、世界中の人々に注目されています。
中国国家統計局の統計によると、2004年の上海GDP総額は7400億元を突破、
中国全国で第一位となりました。「全世界企業の上位500位」にランクインしている
会社のうち100社 以上が,上海に本部を設立し、上海を拠点として中国でのビジネス
を展開している会社です。経済の発展に従って、世界中の人々が上海に集まり、
上海で自分の夢を実現するために、チャレンジしています。現在上海在住の外国人
の数は6万人を超え、上海の国際化はまだまだ留まるところを知りません。
「豆知識」
世界の主力企業を会員とする民間研究機関「世界経済フォーラム」(WEF)が
まとめた2004年度の「国際都市競争力ランキング」によると、上海は世界第25位、
北京は34位。ちなみに第1位から第3位はシンガポール、香港、オスロの順だった。
B 編集後記
先日、久しぶりに上海に行きました。繁華街で散歩していると各国からの観光客、
ビジネスマンを多く見かけます。移民都市として成長してきた上海は、訪れた全て
の人に平等に夢を実現するチャンスを与えてくれる街です。
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